派遣の顔合わせ前は、不安な気持ちになってしまいますよね。
この記事ではそんな人に向けて、緊張させない方法ではなく、顔合わせの準備をすることを提案します。準備をすることで気持ちに余裕が出てきて、緊張感も薄らぐからです。
私は数年派遣で働いていますが、この準備をするようになって顔合わせがうまくいくようになりました。
準備といっても難しいことではありません。
当日までにやっておくこと
・練習をする
・当日の流れを知っておく
・自信がないことへの対処をしておく
今からできる準備をして、顔合わせに臨んでください!
派遣の顔合わせ(職場見学)で緊張する人が当日までにやっておくこと
緊張する理由
「顔合わせはどうしても緊張してしまう」
といっても、理由は人それぞれですよね。ここでは、顔合わせで緊張する理由をまとめています。
自分に当てはまるかどうか考えながら読んでみてください。
不慣れだから
派遣の顔合わせが初めての場合や、数回経験があっても緊張すると思います。
今はWeb会議が多いと思いますが、自宅からなのか、派遣会社に行ってからWeb会議なのかで気持ちも違ってきますよね。
どちらにしても、あまり経験がないことをする時は緊張して不安になってしまいますよね。
どんな人が面接官かわからないから
派遣会社の担当者とは会うこともありますが、顔合わせをする企業の方とは初対面となります。
「にこやかに対応してくれる人だったらいいけど、ちょっと怖い感じの人だったらどうしよう…」
そんな事を考えると当日までわからないのに延々と考えてしまいますよね。
自信がないから
うまくいかなかった経験があると、その事を思い出して自信がなくなってしまうことありますよね。
未経験の職種にチャレンジする時も「大丈夫かな…」と不安になってしまうこともあると思います。
どうしても受かりたいから
みんな受かりたいと思ってますが、「どうしても受かりたい!」と強い気持ちがあるほど、ちからが入ってしまって緊張することもありますね。
「失敗するわけにいかないんだよなぁ」と考えると逆に、うまくいかなかった時の事を考えてしまうこともあります。
では次に、緊張する理由を改善できる、当日までにやっておくことを提案します。
当日までやっておくこと
1.練習をする
「顔合わせの練習なんだから相手がいないとできないんじゃない?」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ここでは、自分ひとりでできる練習をまとめます。
a.自己アピール
顔合わせで必ずあるのが自己アピール。
「こんな感じで言おうかな」
と頭で整理できる人もいるかもしれませんが、もう一歩踏み込んで、実際に声に出して練習してみてください。
そうすると、頭ではまとまっていた内容でもうまく言葉にできなかったり、説明しているうちに時間が長くなってしまったり、意外とできないことがあります。
「2~3分で簡単に自己アピールお願いします。」
と言われることが多いのですが、私の場合は時間が長くなりがちでした。
そこでおすすめしたい方法は、スマホのボイスレコーダーです。
標準でインストールされているスマホもあると思います。
録音ボタンを押して、自己アピール開始。終わったら終了ボタン。
かかった時間もわかりますし、自分の声の調子も聞き返せます。
自分の声を聞くのは少し恥ずかしい気もしますが、
「こんなボソボソしゃべってるのか…」
「え~、が多いな」
など冷静に分析できると思います。
私は、始めは時間がかかってしまう傾向にあるので、内容を省略したりしながら、何回か試して時間を調整しています。
やったことがない人はぜひ試してみてください。
b.企業への質問
企業への質問はした方が積極的に見えるので、ぜひ考えておいてくださいね。
質問することが決まったら、こちらも声に出して練習してみてください。
言い慣れない言葉があったり、質問内容がうまくまとまらないこともあるからです。
c.想定される質問
質問されそうな事を事前に考えて当たったことはあまりないのですが、答えを用意しておくのは気持ちの余裕に繋がりますのでやってみてください。
例
・経歴への質問 職歴にブランクがある、別の職種に従事していた
・仕事と少し離れた質問 今勉強していること、得意なこと
d.笑顔
「笑顔は筋トレ」と聞いたことがあります。
顔の筋肉を使っていくとうまく動かせるようになり、笑顔がもっと魅力的になるという意味です。
私は笑顔を作るのがあまり上手ではなく、どうすればいいのか悩んでいたこともありましたが、「筋トレ」と聞いて気が楽になったのを覚えています。
顔のストレッチをしたり、笑顔の練習をすることでだんだん自然に笑顔が出せるようになりますよ。
2.当日の流れを担当者に聞いておく
事前に連絡が来るかもしれませんが、連絡されていない場合は担当者に聞いてみてください。
・顔合わせの方法(Web会議のURLの確認など)
・顔合わせの流れ(会社説明、自己アピールがどんな順番で進むのか)
確認できたら、当日慌てないためにも必要な書類と一緒にまとめておきましょう。
3.自信がないことは自分のできることへ変換する
苦手なことや、引け目に感じていることは誰しもあると思います。それに嘘をついて、自信があるように見せるのは難しいし、個人的には違うと思います。
ただ、自信がないことをそのまま自信がないように伝えるのではなく、別の言い方や捉え方で伝えることはできます。
「それだと嘘をついているみたい」
と思うかもしれませんが、実際にはそうとは言えないと思います。
例えば
・仕事が遅いのを自覚している
→業務は慎重に進めたいと考えていますので、連携を取りながら着実に進めてきました。
・確認不足で怒られたことがある
→以前、充分な確認が取れないまま進めてしまった経験がありますので、今は急ぐ状況になった時こそ冷静になるように気を付けて業務をしています。
どうでしょうか。
例は私の考えに基づいているので、ぜひ自分の考えに置きかえて考えてみてください。
4.どうしても受かりたいなら練習
できれば1回で決まってほしいですよね。
そのために今できることは企業の予習と、顔合わせの練習だと思います。
ぼんやりと不安な気持ちを抱えながら過ごすよりは、具体的な行動で準備していた方が気持ちも落ち着くと思います。
ぜひ、自分ができそうな練習をしてみてくださいね。
まとめ
この記事では派遣の顔合わせで緊張している人に向けて、顔合わせまでにできることをまとめてきました。
おさらいします。
・練習をする(自己アピール、企業への質問、想定される質問、笑顔)
・当日の流れを知っておく
・自信がないことは自分のできることへ変換する
今できることは、企業の予習と顔合わせの練習!
ぜひ今からできることを試してみてください。
顔合わせ、頑張って!応援しています。